2019-01-01から1年間の記事一覧
旅立ち 弥生も末の七日、明ぼのゝ空朧〃として、月は在明にて光おさまれる物から不二の峯幽にみえて、上野谷中の花の梢又いつかはと心ぼそし。むつまじきかぎりは宵よりつどひて舟に乗て送る。千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがり…
序章 月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は日〃旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海濱にさすらへ、去年の秋江上の…
疲れてふらっと寄ったoazoの丸善で衝動買いしたエドワード=レルフの本2冊のうち1冊を読了。新近効果かもしれないが、最後のポストモダンの景観についての記述が演習で考えていることと相俟って印象的。表層と背後、見える変化と見えない変化(物的・社会的…
都市再生は私にとって「あんまりいいイメージないけど詳しいことは知らないやつ」のひとつだった。批判(あるいは非難?)するのは簡単だけど、①実態はどうなのか、②どこが問題なのか、といったことを知らずに批判のための批判をするのは恥ずかしいので読ん…
進路を考えざるを得ない時期に直面するにあたって考えたことのメモ。所詮学部3年生かつ不勉強ゆえざっくり括ってあって正確性は全く自信がないが、何を考えていたかを残しておくために記録。公開の必要は必ずしもないが…。 視点1 都市の個別性に対するアプロ…